コネタ by auニュース

母親とデートする”ママっ子男子” 急増する理由とマザコンとの違い


2017年3月16日(木)フジテレビ系「とくダネ」内で取り上げられた「ママっ子男子」といったワードがネット上でトレンドに上がりました。( 参考

いわゆるマザコンとは違う、新しい息子と母親の関係だそうですが、一体どのような男性を指すのでしょうか。

今回はこのママっ子男子の概要、マザコンとの違い、増加した背景などを医師に解説していただきました。

ママっ子男子とは



医学用語ではなく、「さとり世代」「マイルドヤンキー」「伊達マスク」といった、世相を反映した新語を数多く生み出している若者研究家のアナリスト(分析家)である博報堂の原田曜平氏の造語です。

自身の母親と仲が良く、頻繁に連絡を取り買い物や旅行に気軽に行くような関係を持っている人のことを指します。

ママっ子男子の性格や行動の特徴


ママっ子男子



実際に、現在20歳前後の男性に母親との関係を聞いたところ、 83人/100人が仲が良いと答えた結果が出ているようです。

ママっ子男子の特徴としては以下のような事柄が挙げられます。

■ 特に反抗期がなかった
■ 母親と仲が良いことを恥ずかしいと感じていない
■ 母親と2人きりでデート(買い物、食事など)に行く
■ 母親と一緒に寝ることもある
■ 悩みや恋愛の相談を母親にする
■ 母親と頻繁にLINEのやり取りをする
■ 母親と2ショットに写真を撮り、スマホに保存する
■ 精神的に自立している

《参照》
とくダネ!公式ブログ

ママっ子男子の母親



■ バブル世代で現在50歳前後
■ 社会人経験があり、バリバリ働いていた
■ 娘と一緒にしたかったことを息子とする
■ 息子の洋服のアドバイスなどをする
■ 子どもに依存していない
■ 家事、育児以外にも楽しみを持っている

《参照》
ママっ子男子とバブルママ:原田曜平著

マザコンとママっ子男子の違い



マザコン


マザコン(マザーコンプレックス)も医学・心理学用語ではなく和製英語であり俗語です。

母親に精神的に依存し、強い愛着や執着を持っています。マザコンは男性に限ったことではありませんが、一般的には男性で問題になったり、女性から見てマザコンの男性が嫌われる傾向にあるようです。

妻や恋人がいるにもかかわらず、絶対的な存在として自分の母を偏重する男性に対し、女性は嫌悪感を抱きがちです。

ママっ子男子


母親と一緒に行動はしますが、精神的には自立しており、最終的な決定は自分で下すべきと考えているようです。

ママっ子男子が増えた原因・背景



共通認識の変化


推測ですが、子供の側の世代に「思春期には母親をうとましがるものだ。一緒に買い物に行っているところや、母親と仲良くしているところを同年代の友達に見られたら恥ずかしい」という共通認識が薄くなり、「僕は母親が好きだし、一緒に行動する。何が悪い?普通だよ」という考え方が一定の割合で出てきたということではないでしょうか。

バブルを経験した母親


ママっ子男子の母親は、バブル世代に青春を過ごし働いたりするなどの社会経験があるといった特徴があります。

なので、子供の自由を過剰に制限したり重すぎる期待をかけたりといった、子供にうとましがられるような付き合いをしようとしないため、子供から反発を受けにくいと考えられます。

反抗期がある人とない人の違い



二歳ごろのイヤイヤ期や思春期の反抗期が有名ですが、子供が成長し親から自立していく過程で、常に親との衝突が起こります。

しかし同時に親に甘えたい、認めてほしい、守ってほしいという意識も強く残っており、生涯消えることはないでしょう。反抗しても受け止めてくれる親がいると思えばこそ、思う存分自分のやりたいように振る舞ってみることができるのです。

反抗期が全くないという人はいないと思いますが、うちの子は反抗期が軽くて楽だと思うようであれば、もしかしたら強い不安があって、安心して個性を発揮できていないという事もありうるかもしれません。

ママっ子男子に考えられる問題



ママっ子男子と母親の間に入り込もうとする気概のある女性がいるかどうかが大きな問題となるでしょう。

また、ママで満足していたママっ子男子が、ママよりも人生経験が浅く自分への思い入れも薄い同年代の女性に十分な気遣いをしながら関係を保っていけるかということが懸念されます。

ママっ子男子が女性とうまく付き合うには



女性は、男性の母親には一生勝てないと思い、母親以上に男性を満足させることはできないのではと恐怖感を抱く場合があります。

その気持ちを理解し、いざとなったら母親よりも女性を選ぶという姿勢を常に見せることが必要なのではないでしょうか。

最後に医師から一言



新しい言葉を作ることで、新しい現象が定義され、社会の中で存在感を確立していきます。その中で解決策や対処法がはっきりしてくることもあります。

ママっ子男子という言葉が作られたことで、自分の母親との関係に悩む男性や、自分のパートナーと母親の関係について悩む女性にとっては、救いになる可能性があると思われます。

(監修:Doctors Me 医師)

ピックアップ

記事検索


スマートフォンサイトはこちら

QRコード